広葉樹樹種判定研修会
当森林室では平成22~23年度にかけて、地域の森林管理を担う林業事業体の若手職員を対象に、林業技術力の向上を目指す『地域林業を担う技術者育成研修会』の開催を計画しています。
平成22年7月29日に、第1回目の研修会として広葉樹樹種判定研修会を開催しました。今回の研修会は、日頃カラマツやトドマツに接することの多い事業体ですが、近年は広葉樹の育成に関わる機会も増えていることや、地域に生育する郷土樹種を理解することは、地域に合った多様な森林の造成にも役立つことから計画しました。
はじめに、森林室研修室において主に葉を使った樹木の見分け方(同定)のポイントや樹木図鑑の使用方法などを説明しました。また、森林室作成の「道東に見られる主な広葉樹(PDF 974KB)」を用いて、同定に必要な葉の部分の名称や複葉の種類などを研修しました。なお、森林室作成の資料では根室管内に見られる主な広葉樹52種類しか掲載していませんが、「中標津町郷土館のいきもの一覧・植物」のページでは中標津町内で確認された木本類185種類をはじめ草本類・シダ類なども紹介されています。
次に、別海町役場向かいの「憩いの森」公園へ移動し、あらかじめ森林室で設定した25種類の樹種を判定する、樹種判定クイズを行いました。参加した研修生は図鑑を手にしながら、決められた時間内に同定し、その後森林室から正解発表と見分けるポイントなどを解説しました。
最後に研修生全員の正解数を確認しましたが、最高でも19種類の正解に留まり、広葉樹の同定の難しさを実感していました。なお、今年の冬には冬芽による同定研修会も計画しています。
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第1回研修会の開講式 |
樹種判定クイズに挑戦する研修生 |
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カスミザクラの見分け方 |
全員で正解数を確認 |