林地残材活用現地検討会
当森林室では、管内の未利用材や林地残材等の「木質バイオマス」の利用を推進するため、平成21年度に林務課との共催により『地材地消セミナー -ねむろの木質バイオマス利用を考える-』を開催しました(セミナーの概要は、根室振興局林務課のこちらのページをご覧下さい)。
昨年度のセミナーを契機に、平成22年度には林地残材の有効利用を図るため、別海町森林組合に移動式破砕機が導入されました。森林室では効率的な林地残材の集荷方法の確立を目指して、別海町森林組合の協力のもと作業システム別による林地残材集荷の工程調査を実施しました。
そして工程調査の中間報告として、平成22年11月17日に林地残材活用現地検討会を別海町森林組合・根室地区森林組合振興会・(株)諸岡の後援により開催しました。
室内研修
根室振興局別海合同庁舎での室内研修では、森林室から「別海町における林地残材の問題と対応策」と題し、移動式破砕機の導入経緯や集荷した林地残材を漁業残渣物などと混ぜて堆肥化する林地残材利用構想、工程調査の概要について報告しました(報告資料はこちら(PDF 882KB)をご覧下さい)。
引きつづき、北海道森林活用課美唄普及指導員室の堀部主任普及指導員から「北海道における林地残材の利用と効率的な集荷システムについて」と題し、道内の林地残材の利用事例や林産試験場の開発技術などを紹介しました。さらに、北海道が平成20~21年度に取り組んだ「林地残材の効率的な集荷システムづくりモデル事業」(北海道林業木材課のページ)で実施した作業システム別によるコストや生産性について報告しました。なお、本モデル事業の報告書の概要は、上記ページ内の「林地残材集荷システムの構築に向けて(普及版)(PDF1.9MB)」をご覧下さい。
現地研修
現地研修は、工程調査の実施場所であるカラマツ皆伐箇所で行いました。まずはじめに、森林室から試験区ごとの伐採前の林分状況、素材生産量、残材チップ生産量を現地資料1(PDF 22KB)を用いて報告しました。さらに工程調査から得られた考察と、林地残材の受け入れ側である堆肥化施設の事情について現地資料2(PDF 136KB)を用いて説明しました。次にハーベスタによる伐倒・枝払い・玉伐り作業の実演を行いました。
最後に、林地残材からチップを生産する様子を実演しながら、(株)諸岡北海道営業所の進藤課長代理より移動式破砕機の特徴や仕様について説明していただきました。
研修参加者は、機械により短時間で素材や残材チップが生産される様子を見ながら、効率的な集荷システムの問題点などについて検討しました。
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森林室による室内講義 |
ハーベスタによる伐倒作業 |
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移動式破砕機による残材チップ生産 |
(株)諸岡による移動式破砕機の解説 |