ほ育期の管理~餌の給与方法について
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ほ育期はいかにスターター(人工乳など)を食い込ませて、いち早く第一胃を発達させるかが重要になってきます。 | |||||||||||||||
1 第一胃の発達が重要 | |||||||||||||||
生まれたときの子牛は液状飼料(ミルク)を消化できるように第四胃が最も大きく、スターターを消化するための第一胃は発達していません。 |
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2 給与のポイント | |||||||||||||||
(1) 液状飼料(人工乳・生乳など) | |||||||||||||||
ただし、寒冷対策を講じ、環境を改善することが前提です。 |
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(2) スターター | |||||||||||||||
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表1 水の給与が子牛の成長に及ぼす影響
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「ぬるま湯を飲ませた方が子牛は元気だ」と言う、酪農女性からの意見も聞かれました。 |
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ほ乳してから30分~1時間程度、時間を空けてから給与すると良いでしょう。 |
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3 離乳の目安 | |||||||||||||||
離乳の目安は、スターターの摂取量で判断するとよいでしょう。 スターターを |
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※ 離乳の目安は、日本飼養標準(1999年版)P-40から解説されています。 ※ 詳しくは、日本飼養標準(1999年版)をお読みください。 |
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給与した飼料を有効的かつロスの無いように摂取させるためには、ストレスを与えない環境づくりが重要になってきます。 | |||||||||||||||
次(ほ育期の管理~環境について)は、そのことについて説明します。 |