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最終更新日:2012年7月10日(火)

スラリーの発酵温度調査結果

 (2007年8月)

 

 草地の植生を長く維持させるために、雑草の種子(ギシギシ)を草地にスラリーと一緒に還元させないための検討を始めました。

 スラリーに含まれているギシギシの種子は、室内実験において、「発酵温度42℃、平均滞留日数10日の運転で種子は完全に死滅する 」ことが試験成績として確認されています。

 

 〔参考資料〕発酵温度と雑草種子の発芽率(室内試験)

発酵温度 

 38℃

 42℃

水理学的平均滞留日数   10日  15日  20日  10日  15日  20日
エゾノギシギシ種子(%)   45.8  26.2  10.4

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リードカナリーグラス種子(%)   26.6  15.7   3.8

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出典:北海道農業試験会議(成績会議) 平成16年度
〔複合型発酵槽を用いた個別利用型バイオプラント)

 
  別海町北西別地区で肥培かんがい施設設置農家8戸を対象にスラリーの発酵温度を測定しました。
 第1槽から第5槽まで測定しましたが、結果は様々で…最低温度で17.6℃、最高温度は51.7℃と言う結果でした。
 ばっ気等の状況は、まだ全戸調査を終えていませんが、数戸の調査結果では、1回当たり1時間で、1日に6~8回のばっ気回数でした。
肥培かんがい施設 
表1 別海町北西別地域の温度調査結果
 
農家名 第1槽 第2槽 第3槽 第4槽 第5槽 ばっ気時間/回 ばっ気回数/日
A 17.6  - -  -  -  未調査  未調査 
B 25.6 36.6 47.4 51.7 50.1 未調査   未調査 
C 24.0 24.2 25.6 27.0 28.3 1hr/回 6回
D 30.2 38.6 43.1 42.6 37.5 1hr/回 7回
E 24.8 32.1 37.7 42.3 37.2 1hr/回 8回
F 28.5 34.1 35.9 37.6 27.0 未調査   未調査 
G 20.5 20.9 20.6 22.1 18.6 未調査   未調査 
H 28.2 30.6 31.8 28.9 27.7 未調査   未調査 
  調査月日:平成19年7月12日 42℃以上
 
 図 発酵槽(第1槽~第5槽)の位置関係(模式図)
 図 発酵槽(第1槽~第5槽)の位置関係(模式図)
 今後の取り組みとして、発酵温度差の原因を追及するために聞き取りを行い検証して行きます。

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