最終更新日:2012年4月05日(木)
牛をきれいに飼う仕組み ~ カウトレーナーの活用 ~ (2007年11月) |
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□ 牛をきれいに飼おう 「牛をきれいに飼う」ことは、生産性、作業性に大きな効果があります。 いつも、人間がついていて管理することはできないので、牛を清潔に保てる「仕組み」を整えることが重要です。
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□ カウトレーナーの設置位置
 図1 骨格図~カウトレーナー設置位置
き甲部と最後のあばら骨の付け根の間、後ろから1/3くらいの所に設置します。 排尿時に持ち上がった牛の背中に触れ、ショックを与えて牛を一歩後退させます。 牛床の長さと牛の大きさにより、設置位置は多少異なります。 牛の排泄姿勢を観察して、設置位置を微調整することが大切です。 |
図2 カウトレーナー設置位置
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□ カウトレーナーの効果 カウトレーナーを設置することで、排泄位置をコントロールして、牛床を清潔に保ちます。 牛床の半分近くを汚していた農場でも、カウトレーナーを設置したことにより、ほとんど牛床を汚さなくなりました(図3)。 |
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表1 牛体の汚れの低下
一牛床毎の牛床面積 での汚れの面積割合 |
カウトレーナー |
設置前 |
設置後 |
最大(%) |
60 |
30 |
最小(%) |
10 |
0 |
平均(%) |
41 |
4 | |
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