スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 産業振興部 > 根室農業改良普及センター >  根室農業改良普及センター技術情報  アルファルファ草地の維持・管理


最終更新日:2018年11月22日(木)

アルファルファ草地の維持・管理
                     
(2008年6月)

 草地を十分観察し、適正な刈り取りと管理を行い草地の永続性を維持しましょう。

 

 1 刈り取りのポイント
 

(1) 1番草(6月下旬から7月上旬頃)

  永続性を重視するため「着らい期から開花期」を目安に刈り取りをします。
  この時期は再生芽が出現する時期です。再生芽を刈り取らないように刈り取り高さは10cm程度に設定します。

 
  1.  倒伏が見られたり、下層部の蒸れがある場合は最優先して刈り取ります。
  2. 着らい期から開花期の間に再生芽が見られたら刈り取りの適期になります。
  3. 多湿の状況下では「そばかす病」等により葉が枯れ落ち、栄養収量の低下につながります。
     刈り遅れないように注意しましょう。
 
画像再生芽

 再生芽

画像そばかす病茎葉が黄色くなり枯死する
そばかす病  茎葉が黄色くなり枯死する

(2) 2番草(8月下旬~9月上旬)

 1番草刈り取り後:約60日を目安(着らい期~開花期) 

 
  1. 刈り取り高さは15cm以上保ち寒害から守る。
  2. 3番草に利用できる草丈になってもアルファルファの生存株数を維持するために刈り取りは避けた方が良いでしょう。
  3. 9月下旬から10月上旬の刈り取りは株数を低下させますので避けましょう。 

 

 2 施肥管理のポイント

 (1) 1番草刈り取り後の施肥

  アルファルファはトラクタ等の車輪で踏みつけられると株の根本の部分がつぶれたり傷が付き、生育が阻害され収量低下につながります。
  施肥は1番草収穫後速やかに行います。刈り取り後日数が経過するほど再生芽の踏圧損傷が大きくなり収量が低下します。
 チモシーとの混播草地に対しては10a当たり窒素:2~3kg、リン酸:4kg、加里:7kg程度の肥料成分施用が適正です。

 

 (2) スラリーの施用

  造成2年目からの施用を勧めます。
  1.5~2.0 t/10a当たりの範囲で2番草収穫後速やかに散布します。
  生育が進むほど踏圧による損傷が大きくなり株数低下につながりますので注意が必要です。

  根室農業改良普及センターのTOPページへ     技術情報(粗飼料生産)の目次へ