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ホーム > 産業振興部 > 根室農業改良普及センター >  根室農業改良普及センター技術情報 よいエサ、よい牛で儲かる経営


最終更新日:2011年8月16日(火)

よいエサ、よい牛で儲かる経営 (2009年1月)

 標津班は、古多糠地区において、繁殖改善と粗飼料品質の向上に向けて活動しています。
 繁殖改善では、分娩前後の疾病を予防し、乳量アップと受胎成績の改善を目指して、主に乾乳および泌乳初期の栄養改善に取り組んでいます。
今年度は35戸中17戸に対して、 
  • 泌乳期および乾乳前期のカルシウム給与
  • 乾乳牛の移動時期の変更
  • クロースアップ期の栄養改善
  • 泌乳初期の増給  
     などについて提案し、取り組みを行いました(1)
 表1 繁殖改善に向けた取り組み

目標 

改善内容 

取組戸数 
泌乳初期の給与改善  飼料設計に基づく給与改善 

給餌施設・飼養環境の改善  給水施設、換気、ネックバー等、牛名板設置、牛並び換え、乾乳牛群分け 

乾乳期の低カル対策  移動時期の見直し、乾乳期の飼料給与改善、泌乳期・乾乳前期のカルシウム給与 

繁殖チェックと対策の実施
(管理盤の利用と妊鑑の実施) 
繁殖データの活用、管理方法改善 

その結果、昨年度から取り組みが始まったところから、
  • 分娩間隔の短縮
  • 乳量増加などの改善効果
    が見られます(図)。
 
 古多糠地区の乳量と分娩間隔の変化
  また粗飼料品質については、昨年度から引き続き発酵品質の向上に向けた取組みを実施しています(表2)。
表2 粗飼料品質向上に向けた取組み

 目標

主な取組内容 

取組戸数 

スラリー等混入の防止  高刈りの実施 

 11

水分調整  軽予乾の実施 

調査中 

十分な踏圧(圧縮係数2以上)  詰め込み台数の提案と確認 

 6

ギ酸の適正使用  pHチェック 

 8

  今年はJA標津と連携して

  • 収穫前の詰め込み台数の提案
  • 詰め込み時のpH確認などを行い、
     標津町全域での取組みに広がっています。
 古多糠地区でも、昨年よりも取り組む農家が増え、地域全体の良質化が期待されます。
 品質については調査中であり、学習会や古多糠通信にて結果を報告する予定です。

 ギ酸添加によるpH改善効果の確認 
写真 
ギ酸添加によるpH改善効果の確認

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