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最終更新日:2011年9月28日(水)

牧草収穫で傷んだ草地の補修事例 (2009年8月)

 今年の長雨で1番草の収穫作業が大幅に遅れました。普及センターの調査では、管内平均で9日遅れです。
 

 長雨の合間に収穫作業が行われた影響で、収穫時にトラックや作業機の踏み跡が草地に残ってしまいました(写真1)。

 特に、昨年は種したばかりの新しい草地の被害が目立ちます。

 草地に残されたトラックの踏み跡
写真1 草地に残されたトラックの踏み跡

踏み跡は草が育ちにくい
写真2 踏み跡は草が育ちにくい

 この影響で次のような被害が予想されます。

  1. 踏み跡の草が育ちにくく収量が減少する。
  2. 踏み跡が裸地になった部分に雑草が進入し、雑草割合が急増する。
  3. 収穫時に土が混ざり易くなり、草の発酵品質や嗜好性が低下する。
  4. 今後の機械作業が困難になる。など

 その他、牛への悪影響も予想されるため、早急に改善する必要があります。 

 現場の事例では、なるべく早い時期にケンブリッジローラー(写真3)を使って草地を平らにしています。

 また、写真1のように極端に掘れてしまった部分は、ホイルローダーやキャタピラーの付いたクローラートラクターを利用して平らにしています。

 ケンブリッジローラー等で草地を補修する
写真3 ケンブリッジローラー等で草地を補修する
 補修後の草地
写真4 補修後の草地
(写真1の草地 補修30日後のようす)
  写真4は、写真1をクローラートラクターでならした後にケンブリッジローラーで平らにしたほ場です。まだ十分とは言えませんが、植生が回復してきました。

 早い時期の補修は、修正を容易にし、既存植生の回復割合を高めます。

 場合によっては、追播する必要があります。追播方法の詳細は、「草チェン!!~草地が変わると牛も変わる~」をご覧下さい。

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