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最終更新日:2014年7月19日(土)


根室農業改良普及センター営農技術情報 平成26年4月


 

春先の草地管理について
                                      (平成26年04月)

  春先の草地管理は1番草の収量やサイレージの品質に大きく影響を及ぼします。ほ場管理をしっかり実施して高品質な牧草を収穫しましょう!
1 早春の施肥について

 チモシーは萌芽期に分げつ茎(新しい芽)を形成します(写真1)。これが成長して1番草になります。分げつ茎がたくさん作られるほど1番草の収量は多くなります。
 根室管内の萌芽期は4月下旬頃です。萌芽期から幼穂形成期までの施肥は1番草の出穂茎数を左右します。天気や草地の状態によっては作業が遅れてしまう場合もありますが、できる限り早めに施肥を行いましょう!
ある農場ではより早く施肥するため、通常使用する散布機の他に、昔使っていた軽い小型ブロードキャスタを持っています。土がまだ軟らかい状態でも草地に入れるため、軽いブロードキャスタを使用する工夫をしているそうです。

萌芽期の分けつ茎

写真1 萌芽期の分けつ茎の形成

  

早春施肥と有穂茎数

図1 早春の施肥時期が1番草収量、有穂茎数に及 
    ぼす影響

   

2 パスチャーハローの活用

 パスチャーハローは堆肥の塊や前年の2番草収穫後に伸びた残草の枯れ草を、ほぐして散らす役割があります(写真2)。堆肥の塊をそのままの状態で放置すると、その下にある牧草は枯れてしまいます。また、堆肥の塊や枯れ草が1番草収穫時にサイレージに混入すると、発酵品質に影響を及ぼします。施肥前の4月中にパスチャーハローを活用してみてはいかがでしょうか?

 堆肥塊を散らす

 

 

 

 

写真2 枯れ草、堆肥塊を散らす! 

3 草地、作業機の再確認

 草地に入れるようになったらスムーズに作業を進められるように今からトラクタ、作業機の点検整備を実施しましょう!(写真3)
また雪解け後にほ場のゴミや、鹿の角が草地に落ちている場合があります。トラクタや作業機を壊してしまう原因にもなりかねません。春一番に草地の見回りを行い、異常がないか確認しましょう!

作業機の点検を!

 

 

 

 

 

写真3 今一度作業機の点検を!

 農作業事故には十分気をつけて作業を進めて下さい。

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