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最終更新日:2015年2月07日(土)


根室農業改良普及センター営農技術情報 平成27年2月


 

冬期間の牛舎内環境を見直そう
                                      (平成27年 2月)

  寒さのあまり、牛舎を閉め切っていませんか?
  閉め切られた牛舎は、汚れた空気がこもり、牛へのストレスは想像以上です。
  牛のストレス軽減のために牛舎内環境を少しでも良くしてみませんか。牛のストレス軽減は、人の快適な作業にもつながります。
<換気>

  換気が不十分な牛舎では、次のようなことが起こります。

   ・アンモニアやカビの臭いがする。
   ・窓や天井が結露している。
   ・牛床や通路が湿っていて、乾きにくい、滑りやすい。

  施設によって自然換気、強制換気(トンネル換気やリレー換気)など換気方法は異なりますが、窓・扉の閉め切りやファンの停止を見直し、凍結しない程度に空気の入れ換えを行いましょう(写真1)。新鮮な空気を取り込み、汚れた空気・臭気や湿度を、牛舎外に排出することが大切です。
  窓や扉を開ける際には、ネットを張り、動物や鳥の侵入を防ぎましょう。

ファン牛舎  写真1 ファンを回している牛舎

 
  子牛は親牛よりも寒さに弱いため、ほ育・育成舎は、より閉め切りがちになります。
  敷料をたっぷり入れ、直接風が当たらないなどの寒さ対策をした上で、換気を行うことが大切です。
  旧牛舎をほ育・育成舎として利用している農場を調べると、牛舎内は高いアンモニア濃度でした。しかし、掃除(除ふん・敷料交換)をした後は、アンモニア濃度が低下することがわかりました。環境改善には、掃除も効果があります (図1)。

掃除とアンモニア 

 図1 掃除による牛舎内アンモニア濃度の低下
注意>図中の赤線以下が目標

<牛床管理>
  放牧期と異なり、牛床で過ごす時間が増えるため、牛体を清潔に保つことが大切です。
  ふん尿処理方法で制限がある場合もありますが、敷料を十分に入れ、定期的に交換することや、こまめな除ふん作業を行いましょう。牛床と同時に通路を乾燥させることでアンモニアの発生を抑制することも重要です(写真2、3)。 
 敷料交換と石灰  もみがら

写真2 こまめな敷料交換と通路に石灰を散布してい
      る農場

 写真3 スラリー体系のため牛床・通路にもみがらを
      使用している農場

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