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ホーム > 産業振興部 > 根室農業改良普及センター >  根室農業改良普及センター営農技術情報 平成30年4月


最終更新日:2018年7月25日(水)

春先の草地を確認してみましょう!

~根室管内の積雪と土壌凍結~

今年は例年に比べて積雪が少ない冬でした。根室市では平年並みの土壌凍結深だったものの、別海町や中標津町、標津町では土壌凍結が深く入っています。

表1 根室管内の土壌凍結深(普及センター調べ)

  凍結深(平年最大)  凍結深(今年度最大) 
別海町   -32.0cm  -45.1 cm
根室市  -31.6 cm  -32.0cm
中標津町 武佐   -16.9cm  -25.7cm
中標津町 俵橋   -27.8cm  -42.7cm
中標津町 豊岡   -32.9cm  -47.5cm
中標津町 当幌   -32.9cm  -56.0cm
計根別 上標津   -29.0cm  -41.5cm
標津町 古多糠  -11.2cm  -18.5cm

今年の気象と土壌の状態

長い冬が終わり、緑の萌ゆる春が近づいて来ました。

これから早春施肥や牧草収穫作業などの草地管理が始まりますが、本格的な作業の前にもう一度草地のチェックをしてみませんか?

冬枯れ草地への対策を

~『冬枯れ』とは~

越冬により、牧草が衰弱もしくは枯死することを冬枯れと言います。冬枯れが発生するとその年の収量が低下したり、草勢が悪化してしまいます。

冬枯れとは

今年度は平成29年12月末に雨が降り、これにより、アイスシート害が特に多く発生しています(写真1)。

アイスシート害

写真1 アイスシート害を受けた牧草

        

          ~アイスシート害を見つけた場合~

              草地を歩きながら目視で状況を確認しましょう。ほ場内の滞水を発見した場合、作業機械が入れるよ

           うであれば、溝切りや窪地中央に穴を開けるなどの排水対策をしましょう。冬枯れを発見した場合は、

          春の施肥時期に追播を行い、植生の維持、一番草の収量を確保しましょう。ハーバーマットやシードマ

          チックなどの簡易は種機を使い、部分的な裸地には種を行いましょう。この時の施肥は、ほ場全体に例  

         年通りの量を施肥します。裸地が三割を超えている場合は施肥による改善が困難なため、簡易更新また 

         は完全更新を行いましょう。

フローチャート

   図2 冬枯れ判断のフローチャート(H26 雪印種苗)

       春先に行う「早めの」草地管理によって一番草の品質や収量が左右されます。良質な粗飼料を確保し、腹いっぱいに牛が食い込めることができるように、春になったら「早めの」草地管理を始めましょう。

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