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ホーム > 産業振興部 > 根室農業改良普及センター >  平成18年度 グラスランド2 維持草地の施肥 施肥時期


最終更新日:2012年6月18日(月)

 グラスランド2    平成18年営農改善資料
    発行:北根室地区農業改良協議会
    編集:根室農業改良普及センター北根室支所

〔維持草地の施肥〕


5 施肥時期
 

 チモシーは、春から夏にかけての1番草の生育時に、旺盛な乾物生産と養分吸収を示します。しかし、1番草刈り取り後の夏から秋にかけての2番草生育時には、その再生と吸収は劣ります。
 1番草収量を増大させるためには、有穂茎数を確保することが、2番草収量を増大させるには、1茎重を高めることが重要になります。

 

(1) 春の施肥は萌芽期に

   1番草収量を高める最も効率的な春の窒素施肥時期は、萌芽期です。これは、萌芽期に窒素を施用すると、萌芽期から幼穂形成期までの窒素吸収が盛んになり、有穂茎数が増加するからです。(図3)
 しかし、施肥時期が遅れると幼穂形成期までの窒素吸収量が少なくなり、有穂茎や収量の増加に反映しません。 図3 早春の施肥時期が1番草収量、有穂茎数に及ぼす影響 

(2) 1番草刈り取り後の施肥は独立再成長始期
  2番草収量は、図4に示すように、新分げつが伸長を開始する独立再成長始期(1番草の刈取後5~10日前後)に施肥すると、1茎重を高めて多収になります。
 この時期は、根釧地方では1番草の適期刈り取り後、10日程度経過した頃です。
刈り取り直後のチモシーの新分げつには、養分を吸収する態勢がまだ十分整っていません。
 また、刈り取り後、20日も経過してから施肥したのでは、養分を効率よく吸収することができません。(図4)
 刈り取り直後に施用するよりは、刈り取り後数日間経過した後、10日目頃施用する方が2番草の増収に結びつきます。 
 図4 1番草刈取後の施肥時期が2番草収量に及ぼす影響

 

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