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最終更新日:2016年4月20日(水)


造林事業/根室振興局林務課


根釧台地の格子状防風林

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造林事業


◆ 重要なお知らせ ◆
   造林補助金を活用した森林づくりをおこなった皆様へ


       複層林施業の写真
            複層林施業(別海町)


 根室管内の森林づくり

◇木を植える(植栽)

 管内における植栽事業については、伐採後の土地に木を植える再造林のほか、厳しい気象条件の中でも確実に更新が図られる複層林造成(樹下植栽)や、農地等を守るための防風林の造成・更新も多く実施されています。
 管内では主に5~6月に植栽が実施されています。

根室管内における過去5年間の植栽事業の実績(市町有林・私有林における補助事業実施分)

年度

平成23年度

平成24年度

平成25年度

平成26年度

平成27年度

面積

160ha

193ha

177ha

180ha

134ha

 

◇木を育てる(保育)

 天然力で発生した稚樹とは異なり、人の手で植えた木は、人が手をかけなければ育つことができません。そのため、木を植えることと同じように保育事業を着実に実施することが必要です。 保育事業には、次のような区分があり、特に人工林においては間伐等の保育が必要な3~9齢級の林分が約7割を占めていることから、適期適作業により事業が実
施されています。

・下刈(したがり)
 草の成長は、植栽した苗木よりも早いため、そのまま放置すると植栽木が成長できず、最悪の場合枯れてしまうこともあります。
 そこで草を刈り払うなどして、植栽木が健全に育成するように実施する作業が下刈です。
 樹種により異なりますが、管内では植栽してから4~8年程度、毎年6~8月に実施しています。

・除伐(じょばつ)、間伐(かんばつ)
 植栽した樹木が成長するにつれ、植栽木と競合する植栽木以外の樹木の除去(除伐)を必要に応じて実施したり、混み合ってきた植栽木どうしの密度を緩和するための伐採(間伐)を実施することとなります。
 特に間伐の実施が遅れると、(1)細く弱々しい樹木ばかりとなり、根がしっかり張れないため強風や大雪に弱い森となってしまう、(2)林内に光が入らなくなるため、林床から草やササが消えてしまい、表土の流出を招きやすくなる、などの問題が発生するおそれがあります。

 除伐は植栽後約10年~20年の時期に必要に応じて1回程度実施し、それ以降は間伐を森林の混み具合に応じて6~10年程度に1回、計3~4回実施するのが根室管内では一般的です。

根室管内における過去5年間の除・間伐事業等の実績(市町有林・私有林における補助事業実施分)

年度

平成23年度

平成24年度

平成25年度

平成26年度

平成27年度

面積

950ha

607ha

348ha

287ha

245ha


◇その他の施業

 道内の人工林は昭和30~40年代に植林されたものが多く、成熟期を迎えた今、伐採時期を多様化させるなど、森林資源の老若を平準化させる必要性が認識されるようになってきています。
 そこで、複層林化、長伐期化を促すための抜き伐り事業が各地で行われています。

 また、森林面積の約6割を占める天然林は、一部優良な針広混交林があるものの、その大部分はミズナラ、カンバ類、イタヤ、ハンノキ等を中心とした若齢の広葉樹二次林であることから、有用広葉樹を育成するための天然林間伐が必要性を勘案の上実施されています。

  これらの森林づくりに対しては国・道・各市町による助成策が講じられています(=造林補助事業)

 また、道ではこれらの助成額の算定基礎となる標準的な事業費(単価)を毎年公表しています。

 なお、助成対象となる森林や施業にはそれぞれ要件があり、計画に基づいた森林づくりを実施していただく必要があります。
 詳細については、森林の所在する市町林務担当、森林組合等にお問い合わせください。

 計画的に施業を実施すると、高率の助成を受けることができます。

 その他、 地域の基幹産業である酪農業には、牛舎、堆肥舎、敷料など木材を使用できる施設、資材が多数あるため、根室振興局では、農業分野での木材利用を普及推進しています。


 森林の被害とその対策

 根室管内は、野ねずみによる森林被害の多い地域であり、その防除のためヘリコプターによる殺そ剤の空中散布が行われています。
 道内各地で大きな被害をもたらしているエゾシカや、その他の森林病害虫についても、関係機関と連携して実態の把握と被害
対策に努めています。
 また、根室は冷涼な気候から、寒風や晩霜による被害が多い地域です。このため、気象災害等の発生に備え、森林保険の
加入推進や損害のてん補業務を行っています。


(担当:主査(林務))