北方領土創作絵本
根室支庁では、平成13年度から平成16年度までの4回、「四島(しま)とわたし」絵本コンクールを実施し、全国から北方領土の創作絵本を募集しました。各回、最優秀作品を決定し、その作品を製本し次代を担う子ども達への啓発資材として活用しています。
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左の写真は「四島(しま)とわたし」絵本コンクールから生まれた4冊の創作絵本です。 |
第1回(平成13年度)実施結果
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「ばあちゃんのしべとろ」
【作者】
え・はやし まきこ ぶん・みふねしよこ
【あらすじ】
択捉島蘂取村出身のばあちゃんが、なつかしいふるさとの村や子どもの頃の岩場遊び、豊かな自然風景を優しく語りかけ、自由訪問で再度訪れた時の心情を切なく綴った作品
※左の画像をクリックすると、絵本「ばあちゃんのしべとろ」を読むことができます。
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第2回(平成14年度)実施結果
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「サーシャСаша」
【作者】
え・ぶん あべ ゆきこ
【あらすじ】
北方四島のひとつ国後島に住むロシア人少年サーシャが、島の歴史や厳しい現状に悩みながら成長していく姿を描いています。
領土問題を日本側からではなく、現ロシア人島民側からの視点で描いた斬新な作品。
※左の画像をクリックすると、絵本「サーシャ Саша」を読むことができます。 |
第3回(平成15年度)実施結果
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「北方四島のいきものたち -自然の楽園-」
【作者】
え・ぶん さとう まさと
【あらすじ】
春の訪れから冬の厳しさまで、自然の宝庫である北方四島の四季を追って、テン、ラッコ、エトピリカなど、四島に生きるいきものたちの姿を描いている。ページを開くたびに、美しい画面に季節ごとの主人公(いきものたち)が登場し、やさしく読者に語りかける。
※左の画像をクリックすると、絵本が読めます。
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第4回(平成16年度)実施結果
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「ひろくんの地図帳」
【作者】
え・みとべ しょうこ ぶん・さとう まさと
【あらすじ】
おじいちゃんから外国の地図帳をもらったひろくんは、北方領土の色がロシアの色に塗られていることに疑問を持つ。
学校の地図帳では日本の色であることを発見し、お母さんとお父さんに疑問をぶつけるが、なかなか納得のいく答えを得られない。最後に、おじいちゃんから北方領土問題について教えられたひろくんは、北方領土の返還を願いつつ、外国の地図帳を自分なりの“北方領土の色”に塗り変える。
※左の画像をクリックすると、絵本「ひろくんの地図帳」を読むことができます。
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