地域の魅力
「根室」にあるのは「カニ」「北方領土」だけではありません。
皆さまを魅了する珠玉の「宝石」がたくさんあります。
知床
「知床」は2005年7月に国内3番目の「世界自然遺産」に認定されました。
羅臼岳を主峰とする火山群と深い原生林、海触崖の豪壮な海岸景観など、人での入っていない原生の大自然が今なお残されており、ヒグマやオジロワシなどといった野生生物が数多く生息しています。
羅臼町にある、知床横断道路から羅臼湖までの湿原を歩くコースでは本州では高山のみで見られる植物や野鳥を見ることができます。
冬の「知床」は夏とはまた違う表情を浮かべ、四季折々の美しい大自然を心ゆくまで堪能することができます。
運がよければ、国際的にも希少な猛禽類である「シマフクロウ」を見られるかもしれません。
春国岱・野付半島
根室市にある「春国岱(しゅんくにたい)」は根室半島基部に位置し、延長8キロ、面積約600ヘクタールの砂丘(砂州)で、風蓮湖とオホーツク海を仕切るように形成されております。
春国岱には広葉樹林、針葉樹林、草原、湿原、湖沼・川、干潟、塩湿地という7つの自然環境が集結しており、非常に特徴的な生態系を有しています。
春国岱と隣接する「風蓮湖」には渡り鳥を初めとする数多くの野鳥が飛来します。国内に生息する野鳥約550種のうち、半数に当たる約280種の生息が確認されています。
また、「野付半島・野付湾」は2005年11月に「ラムサール条約(正式名称l:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)」湿地として登録されました。
野付半島(及び野付湾)は、根室半島と知床半島のほぼ中間に位置し、オホーツク海に日本最大の約28キロの砂嘴(さし)とそれによって形成された湾部を有しています。
「トドワラ」は元はトドマツの原生林だったものが、地盤沈下に伴い海水に浸食されてできた枯れ木群のことで、周囲の景色とのアンバランスも相俟って、不可思議な景観を醸し出しています。
野付湾では、「打瀬舟(うたせぶね)」という、三角の帆を張った舟で、夏と秋に北海シマエビ漁を行っています。これはエビの住処であるアマモが湾内に繁茂していることから、動力船は使わず、風に任せて網を引く伝統的な漁法をとっているのです。
霧に霞む幻想的な舟影は、野付半島の風物詩であり、野付半島とともに「北海道遺産」にも認定されています。
温泉
根室地域では、根室市を覗いたすべての町で温泉を楽しむことができます。特に中標津町の山奥にある「養老牛(ようろううし)温泉」は、まさに「秘湯」という名にふさわしく、毎年多くの観光客が訪れます。
また、羅臼町では、熊ノ湯のほかにテレビドラマ「北の国から」のロケ地にもなった「セセキ温泉」など野趣たっぷりの露天風呂を堪能することができます。
根室地域に隣接する釧路管内には、「川湯温泉」や「阿寒温泉」といった有名な温泉街があり、いずれも車で2~3時間程度で行くことができます。
北方領土
この地の最も特徴的なのは、この「北方領土」です。
北方領土とは、択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島からなる北方四島のことで、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国固有の領土です。
1945年(昭和20年)終戦直後のソ連軍の不法占拠により、それまで住んでいた日本人は四島を追われることとなりました。現在も、ロシア連邦によって占拠されており、我が国は正当な主張によりその返還を求めています。
この地を訪れた皆さまは必ずこの言葉を口にします。
「こんなに近いのか」 と。
「四島(しま)還れ! 日本の声です 叫びです」
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