生シカ肉及び豚レバーによるE型肝炎ウイルス食中毒について

 

 今般、兵庫県で狩猟のシカ肉の生食によるE型肝炎の発生があり、又加熱不十分
な豚レバーによる人への感染の可能性が学術報告で指摘されています。
 主な症状は、2~9週間の潜伏期間の後に発熱、吐き気、腹痛、肝機能の悪化、
黄疸などが出現します。大半は安静にして休むことで治りますが、まれに劇症化す
ることがあります。
 特に妊婦が感染すると、劇症肝炎を発症し、死亡する率が高いと言われています.
 野生動物の肉や豚レバーなどの豚由来食品を食べる際には、生食を避け、必ず煮
る、焼くなど十分加熱処理をして食べることで感染を防ぐことができます。

 
E型肝炎ウイルスの詳しい情報は、厚生労働省のホームページに掲載されています。
問い合わせ先
根室保健所 生活衛生課  主査(食品保健)
            健康推進課 保健係
電話 0153-23-5161・FAX 0153-24-0343

 

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