喫煙の害

喫煙者自身の受ける健康障害

 タバコの煙の中には約4000種類以上の物質が含まれています。
そのうち、200種類以上は有害物質です。

 代表的な有害物質には、ニコチン、一酸化炭素、タールの他、カドミウム、砒素、アンモニア、シアン化水素、ダイオキシンがあります。

ニコチン  依存性があるほか、血管収縮作用や胃酸の分泌促進作用があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などを引き起こします。
タール  40種類の発がん物質が含まれており、肺がんをはじめ、多くのがんを引き起こします。
一酸化炭素  心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。酸素の運搬を妨害するため、持久力や作業能率が低下します。

 

女性とたばこ

たばこと美容  ニコチンは、血行障害を起こさせるため、肌や髪、目などの老化を早めます。
 ビタミンCが失われるため、しみなどもできやすくなります。
たばこと不妊  非喫煙者と比べると、不妊の危険性が高くなります。
更年期障害  閉経が早く、閉経後の骨粗しょう症や女性ホルモン(エストロゲン)欠乏症になりやすくなります。

 

胎児へのたばこの影響

妊娠中の喫煙  早産、流産、死産になりやすく、 低出生体重児も多くなります。
 乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。
妊娠中の受動喫煙  妊婦本人が喫煙しなくても、他人の吸うたばこ煙を吸い込むことで低出生体重児のリスクが高まります。

 

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