1課題の背景

2活動の経過
(1)視察、勉強会に向けた打ち合わせ
5月に第1回定例会を開催し、クラブ員それぞれが興味をもっていることを挙げ、視察、勉強会の候補とした。
会長のA氏は和牛ほ育、気候変動や従業員雇用に興味があり、新規会員のB氏は将来の投資に向けて情報収集がしたいとの意向があった。
以上から、「気候変動に対応するための草種選定」をテーマに勉強会を行うことと、従業員雇用や牛舎に関する視察を行うことが決定した。
| イベント | 参加人数 |
|---|---|
| 第1回定例会 | 7名 |
| 草種に関する勉強会 | 6名 |
| 第2回定例会 | 6名 |
| 第3回定例会 | 6名 |
| オホーツク地域先進事例視察 | 6名(内OB1名) |
| 第4回定例会 | 3名 |
| 根室管内先進事例視察 | 5名 |
(2)草種選定に関する勉強会
6月9日に勉強会を開催した。酪農試験場の中村主査に講師を依頼し、気候変動に対応するための草種選定と、十勝、石狩地域での先進事例について勉強した(図1)。

(3)暑熱対策に関する情報共有
8月に第2回定例会を開催した。7月下旬の猛暑を受け、各農場で行った暑熱対策について情報共有した。
ソーカー、ミストや変敗を防ぐ飼料添加物など、ハード面、ソフト面それぞれの対策について情報が飛び交った。
(4)オホーツク地域先進事例視察
従業員雇用や和牛に関する情報収集を目的に、佐呂間町のトップファームへの視察を行った(図2)。
また、乳用牛の三元交配やロボットトラクターに関する知見を深めるため、ホクレン訓子府実証農場の視察を行った(図3、4)。

(5)根室管内先進事例視察
施設投資に向けた情報収集を目的として、中標津町でテント牛舎を導入した農場の視察を行った(図5、6)。
視察先の責任者も同年代で、活発な意見交換の場となった。

3活動の成果
(1)個々の課題達成
従業員雇用に関心のあったA氏は、トップファームへの視察により外国人労働者の受入について知見を深めることができた。
将来の投資に向けて情報収集がしたいB氏は、視察によりテント牛舎のメリットを把握し、牛舎建設に向けた知見を深めることができた。
(2)次年度プロジェクトの決定
定例会、勉強会や視察を通じてクラブ員同士の交流が進み、グループプロジェクトとして乾乳期の乳房注入型乳頭シール剤(オルベシール)の効果確認について取り組むこととなった。
プロジェクト内容は、今回の視察と直接的なつながりはないが、勉強会や視察で培った仲間意識がグループプロジェクトに繋がったと考える。
(3)農協だよりへの掲載
会長のA氏が視察の内容をまとめ、新規会員勧誘の意も込めて農協だよりに記事を投稿した(図7)。

4今後の活動
・次年度プロジェクトの活動支援を行う
・今年度視察の要望があり、視察希望先の都合で達成されなかった和牛ほ育に関する視察について、次年度以降に企画する
・クラブ員主体の活動であることを優先するため、次年度は普及センターの計画活動には加えず、要請活動として対応する

