アイスクリーム
アイスクリームの原形が生まれたのはローマ帝国の時代。今でいうシャーベットのようなものだったそうです。現在のようなアイスクリームになったのは17世紀。当時は王侯貴族などの特権階級の食べ物で、一般に普及したのは18世紀に入ってからのことのようです。
《 原材料（出来上がり量約680g）》
- クリーム層・・・500ml
- 砂糖・・・80g
- たまご・・・2個
- コーンスターチ・・・大さじ1/2
- バニラエッセンス・・・少々
《作り方》
(1)クリーム分離
牛乳を容器に入れ、冷蔵庫内で静置し、分離したクリーム層をとる。
<分離方法の例>
上部のクリーム層を静かにすくい取ります。
容器にペットボトルを使用して、ボトルの底に静かに穴をあけ、脱脂乳部分を抜き取ります。
(2)ミックス液調整
クリームに卵黄、砂糖、コーンスターチを加えて良く混ぜる。
事例1:(2)ミックス液調整 ～市販の生クリームを使用の場合の配合例～
- 生クリーム・・・250ml
- 牛乳・・・250ml
- 砂糖・・・80g
- たまご・・・2個
- コーンスターチ・・・大さじ2
- バニラエッセンス・・・少量
※残った脱脂乳は飲用の他にヨーグルトやチーズを作る原料としても利用できます。
事例2:ちょっと一工夫！
果物、ナッツ、洋酒やチョコレートなどを加え、いろいろな味を楽しむことができます。果物を加える時は、砂糖の量を加減すると良いでしょう。
(3)殺菌
ミックス液を鍋に入れ、沸騰直前まで加熱し、裏ごしする。
(4)冷却
殺菌後、氷水などで冷却する。
(5)メレンゲ添加
卵白に少量の砂糖を加え、硬く泡立て、ミックス液に加える
(6)フリージング
金属製の容器に入れ、冷凍庫に入れる。少し固まったら泡立て器で良くかき混ぜる。これを数回繰り返す。
事例3:(6)フリージング
できあがり
なめらかな組織になったら冷凍庫に入れて固める。
