農福連携とは
農福連携は、農業と福祉が連携し、障がい者の農業分野での活躍を通じて、農業経営の発展とともに、障がい者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取組です。
また、人材の確保だけでなく、福祉の視点での作業方法の見直しや職場環境の改善などにより、誰もが働きやすい職場づくりや生産性の向上など、農業経営の成長につながる取組として普及推進を図っています。
根室管内農福連携セミナーの開催
根室管内では、近年新たに酪農現場と就労支援施設との連携が開始されるなど、農福連携の機運が高まっているところです。
このことから、この度根室管内で初めて「農福連携セミナー」を開催しましたのでお知らせします。
当日は農業者、福祉関係者、農業協同組合、関係機関・団体から49名が参加しました。今後、管内全域での取組に発展していくことが期待されます。
1 開催日時
令和7年12月4日（木）10：00～12：00
2 開催場所
別海町生涯学習センターみなくる
3 参集範囲
農業者、福祉関係者、市町、農業協同組合、関係機関・団体 等
4 開催内容
（1）情報提供
道農政部農業経営課担当者より、農福連携に係る各種制度や北海道における取組について紹介いただきました。
（2）事例発表
令和7年より取組が始まった「別海町」、以前から取組のあった「標津町」における事例を、関係福祉事業所のご担当者から紹介いただきました。
（3）パネルディスカッション
社会福祉法人釧路のぞみ協会自立センター 髙谷所長 をコーディネーターとしてお招きし、実際に取組に参画している福祉事業所、農協、酪農家と、農福連携の意義や今後の可能性などについて活発な議論が行われました。
