「秋さけ密漁防止月間」の設定について

 毎年、秋になると本道の沿岸域には多くの秋サケが来遊し、産卵のために河川に遡上する姿が季節の風物詩として、よく見られるところです。

 また、この秋サケは、道内各地で秋サケ資源を持続的に利用するため、漁業者等が経費を負担して人工ふ化放流事業が行われているものです。

 しかし、秋サケの来遊とともに、秋サケの採捕が禁止されている河口付近等の海面や、内水面での密漁は毎年後を絶たず、取締機関による検挙者も多数いるところです。

 このため、北海道では9月1日~10月31日までを「秋さけ密漁防止月間」と定め、密漁の未然防止のための啓発活動を行うとともに、取締機関や民間団体等と連携しながら、巡回パトロールや指導取締り等の活動を行うこととしています。

 つきましては、秋サケ資源の保護と密漁の撲滅に向けた取組みにご理解頂くとともに、密漁者を見つけた場合には、最寄りの警察署や(総合)振興局水産課、漁協に連絡をして頂くなどご協力をお願いします。

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