H29遺産事業「セルツェ(心)ー遥かなるエトロフを抱いてー」講演会

「セルツェ(心)―遥かなるエトロフを抱いて―」講演会

 ●日    時:平成29年7月2日(日) 13:00~15:10
 ●場    所:道立北方四島交流センター(ニ・ホ・ロ) 2階 交流ホール
 ●主    催:北海道根室振興局、北海道新聞根室支局
 ●参加者:約100名

 

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 択捉島蘂取(しべとろ)村出身の山本昭平さんの体験を聞き書きした『セルツェ(心)―遥かなるエトロフを抱いて―』の著者である不破理江さんと物語の主人公である山本昭平さんをお招きして講演会を開催しました。

 第1部として山本さんに、根室空襲に遭遇し、択捉島蘂取村の実家で終戦を迎えられ、その後のソ連軍の侵攻により、2年にわたるソ連占領下での生活、そして、強制引き揚げというご自身の壮絶な半生を語って頂きました。

 また、第2部では、根室振興局副局長の谷内をコーディネーターとして、山本さんの所有する写真などを用いて当時の根室や蘂取のお話や山本さんが同居したロシア人軍医「ドクトル」との心を通わせた交流などについてお聞きしました。

 

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  【ご自身の体験について語る山本さん】          【講演中の様子】
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   【蘂取墓参での体験を話す山本さん】 【『セルツェ(心)』執筆時の想いを話す不破さん】

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