野付通行屋・番屋跡遺跡を訪ねる
北方領土遺産ツアー
地域創生推進事業「北方領土モノがたり事業」のイベントとして、昨年に引き続き、別海町郷土資料館との共催による「野付通行屋・番屋跡遺跡を訪ねる北方領土遺産ツアー」を平成31年4月20日(土)に実施しました。
かつて国後島に渡るための要所であった「野付通行屋跡遺跡」に触れてもらうことで、北方領土問題に対する興味や関心を高め一層の理解促進を図ることを目的に、別海町郷土資料館と連携して実施したものです。
野付通行屋跡遺跡について
「野付通行屋」は、寛政11年(1799年)に江戸幕府が国後島へ渡るための交通の要所として野付半島の先端に設置した宿泊施設です。
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北方領土遺産ツアーの様子(平成31年度実施状況)
【日 時】 平成31年4月20日(土)9:30~13:00
【場 所】 野付半島、野付半島ネイチャーセンター
【ガイド】 別海町郷土資料館 石渡一人氏
【参加者】 29名
【概 要】
野付半島ネイチャーセンターでレクチャーを行った後、通行屋跡遺跡入り口まで車で移動。快晴の中、約2キロの道のりをオジロワシ、タンチョウなど野鳥を観察しながら遺跡に向かいました。野付通行屋跡では、墓石、土塁、建物跡、畑の畝跡を実際に見て、江戸時代のこの地の様子に思いを馳せました。
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今年は、国後島がはっきり見えました。向かって左が「泊山」、右が「羅臼山」です