ロシア生活文化講座 食事編
ロシアでの主食はパン、ジャガイモです。ご飯も食べますが焼いたり煮たりして肉や魚に添えておかずとして食べます。
ほかによく食べるといったらトウモロコシ、大麦、そばといった穀物類です。そばは日本では麺になっていますが、ロシアではそれを粒のまま干して炊いておかずとして食べます。
そのほかによく食べるのは乳製品ですね。牛乳を色々な形にアレンジして食べるんですよ。例えばサワークリーム。牛乳から作って料理に使います。ロシアの一般的な味ですね。後はヨーグルトに似たケフィール、カッテージチーズ等もよく食べます。もし、ロシア人を招く機会があればそういう乳製品を出すと喜ばれるかも知れないですね。
スープもロシア人は大好きです。スープがなければ食事にならないといった部分があります。日本人にとってはみそ汁が定番のスープですが、今日作ったラプシャあるいはボルシチなど、皆さんにとってもなじみのある料理があります。
お肉や野菜、パスタなど色々なものを入れて作ります。また、野菜は交通の便が悪く、特に冬には新鮮な野菜の調達は難しいので、ロシアの食事の中では少ないと言えます。
次にステイなどでロシア人を受け入れる家庭から、朝食は何を出せばよいのかという質問をよくされるんですが、目玉焼きとパンと牛乳、コーヒー、ハムなどでしょうか。
これで問題ないですね。ロシア人の朝食にそっくりです。