別海地区の草地管理を見つめ直す「地域課題解決研修」を始動

 令和7年度、根室農業改良普及センターでは、担当者6名により「地域課題解決研修」を進めています。
別海地区の農業者組織「北矢ケレス友の会」(石田敦会長、3戸)では、長年培った経験を土台に“草づくり”を進化させています。研修メンバーは“草づくり”に対する考え方を会員から学ぶ姿勢で、このほど草地更新前後の土壌および植生調査を始動しました。
近年の気象条件は、当地区の自給飼料の生産を難しくしています。2年間の取り組みで牧草を衰退させない技術や、植生維持につなげるポイントをまとめ、地域への情報発信につとめていきます。

  • 課題名:良質粗飼料の安定多収に向けた草地更新および管理手法の把握
  • 活動予定期間:令和7年度~令和8年度(2年間)

・植生調査前に草種を目合わせ(2025/5/29)

・石田会長(左)から気象特性を聞く(2025/6/5)

・昨夏の更新草地で土壌硬度を測定(2025/06/10)

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