令和7年6月12日(木)、JA中春別にて和牛研究会主催の講習会が、普及センター職員を講師に開催され、生産者と関係者合わせ12名の参加がありました
研修会にあたり研究会会長から「全国的に黒毛和牛の頭数が減少するなか、北海道は飼養頭数が維持されており、全国から購買者が集まる状況が続いている。加えて個体価格も向上しているので、有利な状況を活かして、より良い牛づくりに向けて勉強してもらいたい。」と挨拶がありました。
普及センターからは、「黒毛和種の育種価」として繁殖雌牛の弱点を打ち消すような種雄牛の選定ポイントや「黒毛和牛で発生しやすい病気と消毒薬の選定」、また「家畜市場データを基にした飼養管理の課題」、そして「国庫補助事業を利用する上での注意点」として生産者とJAの連携が必要であることなど多岐に渡る内容について説明しました。
生産者からは、具体的な和牛施設の建設や消毒薬の使い方の相談のほか、「是非一度、自分の牛も見て欲しい」などの積極的な意見が出される有意義な講習会となりました。