根室農業改良普及センター営農技術情報 令和2年5月

農作業事故を未然に防ごう!

 ほ場作業が本格化する時期になりました。国の調査によると、毎年、農作業事故による死亡者数が300人を超えており、その7割が「機械作業」に係わる事故です。機械作業の中でも特に、トラクターによる転倒、転落、ひかれ、追突、衝突などの原因が6割を占めており、これらの多くは未然に事故を防げた可能性があります。大切な命を守るため「安全対策」の意識に加え、環境、機械の整備等が重要です。「分かっている」だけではなく、誰にでも見える形での行動が事故防止につながります。

 

1  リスクカルテを作成し作業者全員でのチェックやステッカー貼付で安全対策を

 

 

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2  「事故を起こさない」意識の習慣化は小さな行動の積み重ねから      

 

 ヒヤリ、ハットの体験などを振り返り、どうすれば事故を防げるか作業者で話し合い、家族は勿論、来場者や公道での対向車、後続車などにも目を向け、安全対策を講じましょう。

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