根室農業改良普及センター営農技術情報 平成26年3月
乳検成績の見方~変更された成績表~
(平成26年03月)
平成25年11月より、乳検検定成績表が新しくなったことにお気づきですか?今回の改正では、新しく追加された項目や、より詳しくなった表示など、有用なデータが満載です。これを機会に我が家の乳検データを今一度見直してみてはいかがですか。
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1 新しく追加された項目 | |
今回これまでの乳成分に加え、MUNとP/F比が追加されました(図1-(1))。これにより乳成分を総合的に判断できるようになりました。 (1) MUN (2) P/F比
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2 乳量階層、搾乳日数区分の追加 | |
今回の変更で、乳量と搾乳日数の区切りが以前より細分化されました。ここでは1産と2産以上で分けて傾向をつかむことができます。 |
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(1) 乳量推移 |
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(2) 体細胞数推移(単位万→千へ変更)
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3 月別予定分娩頭数(図1-(7)) | |
今回の改正で掲載月が増え、半年以上先までの分娩予定頭数が把握できるようになりました。 6~9月の農繁期に分娩が集中する場合、暑熱ストレスも加わり、分娩時の事故が増加するかもしれません。分娩房等の確保、暑熱対策は万全ですか?早めの対策が望まれます。 |
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乳検は、毎月、多大な労力とコストをかけ、蓄積したデータが詰まっています。今回紹介したのは一部ですが、自身の農場に必要なデータを見極め、活用しましょう。 |
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