根室管内指導農業士会現地研修会が開催されました。

根室管内指導農業士会現地研修会が、7月26日に標津町の須田牧場で開催されました。

本研修会は新型コロナウィルスの影響により、3年ぶりの開催となりました(写真1)。

写真1根室管内指導農業士会員、新規参入希望者など51名の参加がありました

根室管内でも労働力不足の解消が課題となっており、労働力の補完をねらいにした搾乳ロボットの導入事例などを現地研修で取り上げてきました。

開会式では千葉会長より「本日は、ICT技術などを先進的に導入されている須田牧場で現地研修を行います。今後の皆様の経営に活かしていただけるような研修になることと思ってます」と、挨拶をいただきました。

須田牧場で導入している自動操舵システムについて、説明をいただいた後、参加者の試乗研修が行われました。

「作業経験が少ない人も、自動操舵システムの走行ガイド等により、安心して作業にあたれる。作業者の精神的負担が軽減されるのが、自動操舵システムを導入するメリットと感じている」と須田さんより、紹介いただきました。

その後、牧場の経営について「8年前に後継者の就農を機にフリーストール牛舎を新築し、個体管理システムを導入してデータを活用した飼養管理をしています。家族経営で、あくまでも普通の酪農を営んでいます」とお話いただきました(写真2)。

写真2須田良紀指導農業士より、経営概況を紹介いただきました

具体的な取り組み、経営理念などに関する活発な意見交換が行われました。

農場に集まり、対面で行う研修の良さを改めて感じました。

カテゴリー

根室農業改良普及センターのカテゴリ

cc-by

page top