中標津農業高校にて『6次産業化について』出前授業

 令和5年1月23日(月)中標津農業高校にて、根室振興局主催「農業教育高度化事業」による「6次産業化」の出前授業を、2年生48人を対象に開催しました。

 今回の授業では、普及センターの高付加価値化担当主査より「チャレンジアップセミナーMini6次産業ってなに?」と題し、「6次産業化と農商工連携」について授業を行いました。

 6次産業化は、「農林漁業者が生産・加工・流通(販売)を一体化」する取り組み。また、農商工連携は、「農林漁業者と商工業者が連携して地域ビジネスの展開や新たな産業を創出する」取り組みです。

原図:日本政策金融公庫

 中標津町では、「地元の企業などの連携する6次産業化」を町の総合計画目標のひとつにしており、「農業高校のプロジェクト活動とも連携」することを説明しました。

 中標津町で6次産業化や農商工連携にも取り組まれている、有限会社竹下牧場代表取締役竹下耕介氏より、『オモシロイが未来を創る!観光消費の促進と6次化の取り組み』の実践報告を行っていただきました。

 竹下氏のお子さんが通学する計根別学園では、中標津農業高校生が先生となって小学生へ授業を行う「けねべつ食育学校」が開催されています。「けねべつ食育学校」の内容が家でも話題になることや、先生をされる生徒の皆さんへ感謝の言葉から始まりました。

 また「牛と新しい関係を」をステートメントとして取り組まれている「乳製品加工」や「宿泊事業(市街地:ushiyado・牧場内:令和5年オープン予定)」など、これまでの取り組みや考えられていることを詳しくお話しいただきました。

 普及センターでは、6次産業化や農商工連携など「高付加価値化」への対応を行っています。ご関心がありましたらお気軽にご連絡ください。

竹下牧場竹下耕介氏の実践報告

竹下牧場竹下耕介氏の実践報告

普及センターより6次産業化について

普及センターより6次産業化について

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