北方領土次世代活動促進事業は、領土問題に対する理解促進と認知度を向上させることを目的として、「北方領土理解促進・認知度アップ事業」と「北方領土プロジェクト"N"~管内高校生による啓発活動の取組~」の2事業を展開しています。
北方領土理解促進・認知度アップ事業
根室地域に居住する方や訪問する方に対して、積極的な学習機会の提供や啓発活動の実施によって、領土問題に対する理解促進と認知度を向上し、返還要求運動の裾野拡大を図ります。
管内住民へ啓発資料の配付
「北方領土カードラリー」の実施
管内訪問者向けに、領土問題への関心を高めてもらうため、北方領土啓発施設等に北方領土キャラクターカードを設置し、各施設を周遊してカードを収集していただく「北方領土カードラリー」を実施しました。
令和3年度
令和4年度
併せて、期間中、アンケートに答えていただいた方から抽選100名様にスペシャルカードが当たるキャンペーンも実施しました。
北方領土プロジェクト"N"~管内高校生による啓発活動の取組~
現在、高校生向けの啓発事業が少なく、また、根室管内の高校には、北方領土問題を取り扱っている部活動は根室高校のみとなっています。全国の先頭に立ち、返還要求運動の中心を担う根室地域として、返還要求運動を引き継ぐ後継者の育成として、管内高校生に焦点を当てた啓発活動に取り組んでいます。
「北方領土プロジェクト"N"」とは、根室で(Nemuro)、次世代が(Next generation)、北方領土(Northern territories)について取り組む事業です。
テーマ2 Bタスクについて (PDF 949KB)
管内中学生・高校生へパンフレット配布
北方領土問題への関心を高め、理解を深めてもらうことを目的に、中学生・高校生が行っている啓発活動などを紹介する若年層向けのパンフレットを作成しました。
令和3年度には管内すべての高校生に、令和4年度には管内すべての中学生に配付しました。
「高校巡回北方領土パネル展」の実施
中学生・高校生が行っている啓発活動などを紹介するパネルを作成し、令和4年度に管内すべての高校を巡回する北方領土パネル展を開催しました。(新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、令和3年度より延期しての開催)
開催校 | 展示日程 |
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別海高校、標津高校 | 令和4年6月24日(金)~6月29日(水) |
羅臼高校 | 令和4年7月6日(水)~7月11日(月) |
根室高校、中標津高校、中標津農業高校 | 令和4年7月13日(水)~7月19日(火) |
「高校生Nサミット2022」の開催
根室管内の高校生が北方領土問題への興味・関心を持つきっかけづくりを行うため、高校生が若者の目線で新たな啓発素材を提案する「高校生Nサミット」(全3回)を開催。14名の高校生が3グループに分かれ、同世代に啓発するためのデジタルサイネージ映像を考えました。
02 デジタルサイネージ映像の制作過程 (PDF 526KB)